SQ値(特別清算指数)とは?先物・オプション取引トレーダーは要確認!

株式取引

株やってたら時々SQ値という単語を見かけるけど、どういう意味なんだろう?

今回は、このような疑問に答えます。

SQ(特別清算指数)とはSpecial Quotationの略で、日経225先物やTOPIX先物などの株価指数先物取引、または株価指数のオプション取引などを、最終的な期日で決済する為の清算価格のことです。

取引がTOPIXなどの指数の場合は、決済にこういった指数が必要になるので、必要なものです。

ちなみに各限月の取引最終日の翌日となる第2金曜日がSQ算出日で、指数構成銘柄の始値から算出された値が特別清算指数となります。

他にも、3・6・9・12月の株価指数先物やオプション取引の指数をメジャー、その他の月のオプション取引の指数をミニSQと呼んだりします。

先物やオプション取引は、毎年3・6・9・12月の指数算出日と前日は取引が活発化する傾向なので、それを理解しておくと動向の把握に役立ちます。

SQ値による自動精算

最終売買日の当日に日中立会の終了までに建玉を決済しないと、SQ値に基づき自動で清算が行われてしまうので注意が必要です。

SQ値は、日経225やTOPIXとミニTOPIX、JPX400やマザーズ指数などは、決済日の各指標を構成する銘柄の始値からの算出となります。

ただし、日経平均株価などは構成銘柄の始値だけに留まらず、寄付時点の気配値段を使って算出されることもあります。

SQ値と各指標の始値が一致しない場合は、このように異なる計算で算出が行われていると考えられます。

一方でNYダウは、対象の限月取引と取引最終日が同じシカゴ商品取引所、NYダウ先物の限月取引に係る最終清算数値として、シカゴ商品取引所の定める数値が用いられる決まりです。

日本での指数の発表は、SQ決済日の日中立会終了後、大阪取引所から発表されることになっています。

証券会社などのWEBサイトを参考にする場合は、予め情報が掲載されるページを確認しておき、15時頃を目安にページを更新して確認することをおすすめします。

実際の更新時間は15時15分や15時20分以降になることがありますから、15時ジャストではなく、時間をずらしながら何度か更新するのが良いです。

SQ値の影響力と重要性

先物やオプション取引で用いられる指数ですが、SQ値は日経平均にも影響を与えるほど影響力が高く、機械的に算出された単なる数字とは異なります。

株式取引をしていて今まで知らなかった人や、何となく知っているだけで詳しくない人にとっても、実はとても大事な数字です。

特に先物やオプション取引においては、期日までに清算しなかった場合に自動で清算が行われる基準になるので、気にしなかったり把握しようとしないのは論外です。

日経平均においてはメジャーな指数の方が影響しやすい傾向なので、こちらに注視して変化の把握を心掛けるのが賢明です。

メジャーじゃない指数も影響がないわけではありませんから、やはり市場動向の予測の為に把握しておくべきです。

具体的にどのように価格に影響するかはケースバイケースですが、日経平均であればメジャー指数発表の週は平均価格が下る傾向になりやすいです。

とはいえ、トレーダーにとって特別清算指数のみが参考情報ではなく、様々な思惑で取引を行っていますから、実際は下がった途端に急上昇するなど複雑な値動きを見せることもあります。

指数の算出日は相場が荒れやすい

一般的に指数の算出日は荒れやすいと言われており、構成銘柄について僅かな価格変動でも、先物やオプション取引に大きな影響を与えます。

普段は予測通りでも、この日だけは予測通りにいかないこともしばしばですから、経験豊富なトレーダーにとっても動向を読むのは難しいです。

初心者が波乱を予測してトレードに活かすのは困難ですが、大きな値動きを見据えて勝負に出るトレーダーが少なくないです。

先物トレードの初心者は、3・6・9・12月の第2金曜日と前日のトレードを避けたり、荒れた市場が落ち着くまで待ってから再開するのが無難です。

前日木曜日までにポジションの建玉を清算しないと、当日の翌日金曜日は身動きが取れなくなるので注意が必要です。

あえて波乱に身を投じるのもトレードの方法の1つですが、安易に飛び込むと痛い目に遭うことになり得るので気をつけましょう。

実際のところ、期日を過ぎて発生する強制決済は損失の有無に関係ありませんから、損失が膨らむ前に早めに決済を済ませると安心です。

ギリギリまで攻め過ぎると、指数算出日の金曜日前日に損失が大きくなり、結局含み損が大きい状態で決済せざるを得ないということにもなり得ます。

豊富な経験を持っている人ですら読み切るのは至難の業ですから、初心者や経験が浅くて自信がない人は、時化が収まるまで待つのが無難です。

ただ、後学の為に情報を集めて市場の変動を予測したり、指数と値動きの関係を分析してトレードに活かすのはオススメです。

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