ジュディノート(JudyNote)、カバール(Cabal)、ディープステート(Deep State)などの単語をネットで見るけど、どういう意味なの?
このような疑問に答えます。
JudyNote(ジュディノート)という単語を知るには、先ず関連するカバール・ディープステートという単語を知ると分かり易くなります。
今回は、カバール(Cabal)、ディープステート(Deep State)、ジュディノート(JudyNote)という順番で各々の意味を説明します。
サルでも分かる、特定界隈の専門用語説明です。
カバール(Cabal)&ディープステート(Deep State)とは
カバール(Cabal)とディープステート(Deep State)は、意味が似ていますが明確な違いがあります。
各々ウィキペディアでは次のように説明されています。
カバール(Cabal)
カバールとは、信条・国家・その他のコミュニティにおいて、私利私欲のため、しばしば陰謀により、そのグループの外にいる人々には知られずに、密接に団結した人々や集団のこと。
Cabal - Wikipedia
ディープステート(Deep State)
ディープステートとは、国家の政治的リーダーシップから独立し、独自の計画・目標を追求するために活動する、無許可で秘密裏な権力ネットワークで構成される支配の一種である。
Deep state - Wikipedia
※両単語の日本語ウィキペディアもあるのですが意味不明な訳なので、英語ウィキペディアの内容を分かり易く訳しました。
それではカバールとディープステートは、どこに違いがあるのでしょうか。
カバールという単語は、次のように使われることがあります。
「あいつはマスク着用を推奨してるからカバールだ」
「子どもにワクチンを打たせる学校団体はカバールだ」
「誰の許可もなく急に値上げするのはカバール企業だ」
このように、カバールは特定の気に入らない個人や団体を指すこともあります。
その一方でディープステートは「闇の政府」とも呼ばれ、抽象的な団体を指す用語で、特定の個人や団体を指すことは稀です。DSと省略されることも多いです。
次のような使われ方をします。
「税金が高いのはディープステートのせいだ」
「コロナで失業して辛いのはディープステートのせいだ」
「悪いのはあなたではなくディープステートだから安心して」
JudyNote(ジュディノート)とは
JudyNote(ジュディノート)とは、Judy Byington(ジュディ・バイイントン)さんが書いたノートのこと。INTELという虚構サイトに寄稿されています。
@beforeitsnews
You wonder why ppl don’t trust “news” anymore! Even AFTER all of the lies..YOU, JUDY BYINGTON, of https://t.co/VM29LOtHx2 NEWS?! ARE AN EDITOR, MA’AM?!
YOU ARE AN INCITEFUL, DECEITFUL, DESPICABLE PERSON WHO SPREADS HATE 4 PENNIES ENJOY HELLhttps://t.co/PIrPLCOyX7 pic.twitter.com/bux1YXfgWI— just a chick (@siobhannnina) January 29, 2021
彼女は「22の顔:ジェニー・ヒルと彼女の22の人格の並外れた人生」という著書も出版しており、その中で小児虐待のことにも言及しています。
そして、そんな小児虐待言及女史であるもジュディ氏は、トランプ元大統領が被害者の子ども達を救出してきた、ともジュディノートで書いているのです。
そんな訳で、ノートの中身が陰謀論者にとってワクワクドキドキが止まらない陰謀話のオンパレードになってる事は、これを読んでいる一般人にも想像には難くないでしょう。
陰謀論者にとってジュディノートは、光側(Qアノン)からのメッセージが綴られているノートと言っても良いでしょう。
また陰謀論者が信奉する正義の味方トランプ元大統領の動向が書かれた書、とも言えます。
新型コロナ以降に大量発生した陰謀論者たちは、トランプ元大統領を光側と位置付け仮想ストーリーを構築、信奉しています。光側があるという事は闇側もあり、闇側が先ほど説明したカバール(特定の悪者)やディープステート(闇の政府)である、という事です。
RPGゲームや少年漫画には必ず正義の味方(光側)が居ますが、倒すべき敵(闇側)もいます。Qアノンも同じ。正義の味方トランプ元大統領がいれば、倒すべき敵カバールやディープステートも必須キャラだという事です。
表に示して例えると、こんな感じです。
仮想世界\属性 | 光側 | 闇側 |
JudyNote(Qアノン) | トランプ元大統領 | カバール・ディープステート |
ドラゴンボール | 悟空 | フリーザー |
フリーザーという敵がいるから悟空が輝けるように、カバール・ディープステートという仮想敵が居るからこそ正義の味方トランプ元大統領も輝ける、と言えるのです。
そして、そのQアノンの為の小説がJudyNoteだと言えます。
そんなJudyNoteですが、少しでも英語の嗜みがある人がサイトを見れば分かる通り、非常に分かりにくいお粗末な英語で書かれています。
Qアノンは米国発祥!英語ネイティブのアメリカ人が、本当にこんな変な英語サイトを見て信じてるの?
と少し疑ってしまいたくなりますよね。
ですが米国でもQアノンたちは低学歴が大半なので、こんな英語でも変だと気付かないほど学がないから陰謀論者(Qアノン)になる、という捉え方もできます。
なぜJudyNote信者(Qアノン)が多い?
なぜJudyNote信者(Qアノン)が多いのか?
やはりお金の問題だと思います。
JudyNoteというワードが出てくると、必ず決まって出てくるのがGCR、RV、NESARA、GESARA等といった単語です。そしてこれらの単語が出てくると、必ずと言ってよいほど「イラクディナールが暴騰する」「借金がチャラになる」などの話になります。
Qアノン信者は低学歴ゆえに低収入で、現在の収入に不満な貧困層や、借金で首が回らなくなっている多重債務者も少なくないです。なので現実から目を逸らし、空想の世界に浸れるトランプ元大統領ストーリー(JudyNote)を熱狂的に信じてしまうのです。
経済格差が大きい、アメリカならではの問題ですね。
それでは何故、Jアノンと呼ばれる日本人型Qアノンも多いのでしょうか?
やはり国民層貧困と言っても過言ではないくらい、日本も貧困が多いからでしょうか?
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